【作業日報】コンガのヘッド交換
2020/05/16
こんにちは。
みなさんお元気ですか?
楽器を演奏する機会が減っているこの状況で
私のお仕事も減っておりまして、
なかなか取り組めなかった工具の製作や改良、
工房・倉庫のお掃除などして日々過ごしております。
来月には少しずつ練習再開できるのかな?
と期待に胸を膨らませている今日この頃です。
さて、今まで管楽器の修理ばかり掲載していましたが、
実は打楽器の修理もするんですよ。
スネアドラムやティンパニのヘッド交換などは
既製品の成形ヘッドで交換できることがほとんどですが、
コンガはサイズが合わないこともあり
一枚の皮から成形して交換する時もあります。
成形ヘッドが販売されていない古い楽器や珍しい楽器などでも、
この方法でヘッドを交換することができます。
古く湿った音もヘッドを交換することで
乾いた響きのある音に復活です!!
どうぞお気軽にご相談ください♪
楽器の故障、メンテナンス、修理、お掃除etc...
お困り事は愛知県江南市にありますオトポルトまでご相談くださいm(_ _)m
アプリ稼働開始!
2020/04/16
ホームページと同時に用意していたアプリをようやく稼働させます!
電話がかけやすくなります!
予約もしやすくなります!
そして、ポイントカードという物があるんですよ!
ポイント溜めたら修理代がお得になるんですって!
あと、私からニュースも送れるみたいなので是非とも活用してもらえればと思います!
例えば「楽器クリーニングキャンペーン」とか「調整会開催のご案内」とかいち早く情報をゲットできるようになりますよ👍
アンケートの回答にもぜひご協力よろしくお願いします!
ホームページのトップ一番下にある3つ並んだアイコンの一番左を押すと
アプリ「Ripi」のダウンロードサイトに繋がりますのでどうぞ!
【作業日報】金管楽器のお掃除-マウスパイプ-
2020/04/16
こんにちは。
コロナの影響で演奏会の中止・延期、練習も自粛などで
楽器を楽しむ場面が減ってしまって寂しいこの頃ですね。
こんな時期だからこそ
いつもお世話になっている楽器のお手入れをしてあげよう
という方もいらっしゃいます。
綿棒で細かい部分のホコリを取ったり、
自分で分解できる金管楽器の場合はお風呂に入れてみたり、
抜差管に水を通してお掃除したり。
今回は金管楽器のお掃除についてです。
金管楽器で汚れが一番溜まりやすいのは
口元に近い「マウスパイプ」の部分です。
マウスパイプがまっすぐで中を覗きやすい
トランペット、トロンボーンはマウスパイプの汚れ具合を
簡単に確認出来ます。
1つめの写真がマウスパイプに汚れがついている状態です。
これでもスワブやフレキシブルクリーナーなどを使って
お掃除したあとなんですよ。
この取り除けない汚れは石灰化したものだったりサビだったりします。
この汚れがつかないようにするには、常日頃のお掃除が大切です。
不安な方は今すぐにでも楽器を取り出してお掃除しません?
こういった汚れが溜まっている場合は
自分でお掃除するの大変なので楽器屋さんに相談してくださいね!
あと、お掃除の仕方が不安な方は
「これでいいのかなぁ....」と思いながら掃除するのではなく、
気軽に相談してもらえればと思います(^^)/
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【作業日報】クラリネットのジョイントコルク交換
2020/03/22
前回、前々回と木管楽器の消耗パーツの事を取り上げてきましたが、
今回も消耗パーツ:クラリネットのジョイントコルクについてです。
ジョイントコルクは「交換しないといけない」と感じる事が少ない部分ですね。
タンポが破れてしまったり目に見えて欠けてしまうという事も少ないですし、
「問題なく使えていればいいでしょ?」と思われがちな場所です。
※希にジョイントコルクがキレイにツルッと剥がれてしまうこともありますが.....
しかし、このコルクの状態によって楽器の響きが変わってきます。
ジョイントが緩い状態では楽器がぐらついて演奏しにくいのはもちろんですが、響きも損なわれてしまいます。
息も漏れているかもしれませんね。
ジョイントがぐらつきもなくしっかりしていても、
ぺちゃんこのカチコチに固くなってしまったコルクと弾力のある若いコルクでは
気密の保ちやすさが変わるので響きが変わってきます。
ジョイントが緩い方は出来るだけ早めに交換しましょう!
緩くないけど気になるという方は1度楽器屋さんに相談してみましょう!
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【作業日報】フルートのヘッドコルク交換
2020/03/14
前回の作業日報ではタンポ交換についてご紹介しましたね。
木管楽器はタンポがたくさん使われているので、タンポ交換は必ずついてまわるものです。
しかし、タンポ以外にも交換の必要がある消耗部品があります。
本日はフルートに使われているヘッドコルクの交換の紹介です。
ヘッドコルクってどこに使われているの…?と思われる方もいらっしゃると思います。
外から見ても分からないのですが、ヘッドコルクは頭部管の中に入ってます。
(写真:丸印の部分です)
反射板とヘッドコルクによって息が漏れないようにしっかりと蓋をしています。
しかし、このヘッドコルクは常に圧縮されているのでどんどん小さく硬くなっていきます。
(写真:上が小さくなったコルク、下が新しいコルク)
そして最終的には位置がズレたり、息漏れを起こしたり。
そうなると音程が取りにくくなったり、鳴りが悪くなったりと楽器のコンディションに大きな影響を与えます….
ヘッドコルクの締め具合によって響き具合も変わります。
もう1年以上交換していないという方はぜひ交換してみると良いですよ🎵
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